2015年04月21日

人が押した鉄道

熱海駅前のSLだけ見てaikoが帰路についたと思ったら大間違いです。

最初は湯河原駅で降りました。
日帰り温泉が楽しめる温泉街へ向かう、
無料のシャトルバスが、運行しています。
温泉街の中心部で降車。

他のお客さんが、各宿に直行するのを意に介さず、
aikoは来た道を戻りました。歩くこと5分ほど。目的の店はありました。

目的は、ここ。そう、和菓子処 味楽庵。
IMG_2013.JPG
GR1s
店先に鉄道車両らしきものが、やおら置いてあります。

この和菓子屋さんのご主人は元国鉄マンでした。
明治のその昔、熱海まで通ずる軌道「豆相人車鉄道」が湯河原を走っていました。
やがて、機関車が牽引する熱海鉄道になりました。
そして、関東大震災が起こり、線路が寸断されるまで、
湯治客を、この客車に乗せて、2,3人が手で押して、温泉地まで届けたそうです。
その歴史を知ったご主人は、この客車を図面から全て手作りで完成させました。

IMG_2016.JPG
一応、6人乗りらしいのですが、小さい小さい。
昔の人は小さかったんだなあ。

登りのときは、お客さんも降りて、一緒に客車を押したそうな…
なんともほほえましい。降りはむしろ、ブレーキブレーキで。

ご主人が復元するまで、ほとんど記録らしいものも
整理されていなかったそうですが、ご主人が地道に調べて、古い写真を
参考にして、この客車を作ってから、その郷土史にも人々の
関心が集まるようになったそう。あっぱれ〜

やっぱりここは、豆大福でしょ、ということで、
しっかりと店内でお茶をいただきつつ、まずはいっぷく。

その後、aikoはそんな湯河原の哀愁に、思いをはせつつ、
神奈川と静岡の県境の温泉で、ひとっ風呂浴びたのでした。
posted by aiko at 21:51| Comment(2) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月12日

やっぱりふるさとは落ち着く_7号

少し前に、海の見える車窓をぽつりと投稿しておりました。

あれは快速アクティーでした。
特急料金のかからない、特別快速はいいなあ。
ひょいとどこへでも行きたくなってしまう。

IMG_2019.JPG
GR1s
なんだか、露出を間違えたもよう。
真っ黒なSLを撮影するのって、難しいですよね、今さらながら…

ずいぶんと低重心な独特のフォルム。
こちらは、熱海軽便鉄道7号機関車です。
明治40年から大正12年まで、熱海ー小田原間をのんびりのんびり
走っていました。

IMG_2020.JPG
引退後は、神戸で働いていたのを熱海市が払い下げを受けて、
ふるさとにもどってきたのだそう。
「ゆかり深い故郷へ貴重な交通記念物として戻ってきたものです」
と書いてあります。
やはり、ゆかりある土地に最後は安住、ですかね。

ちなみにきれいになった熱海の商店街の入り口のところに、
どでーんと置いてあります(2013年に駅前からやや移動したらしい)。
ちょっと恥ずかしいかんじです。屋根もないし。大丈夫かな。
完全に街のオブジェになっています。

ひと風呂あびて、また快速アクティーで帰路へ。
しかし、アクティーってどういう意味かな。
posted by aiko at 23:56| Comment(2) | SL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月06日

原町田のおもかげ

小田急線の町田駅ができるまで、町田駅は、
もう少し東側にあって、その名を「原町田駅」と言いました。

P1060570.JPG
LUMIX GF1

これは、さるびあ図書館のSLの横に、展示されている
原町田駅の駅名標です。
木製なのがいい感じですね。
でも、木製の上からプラスチックのプレートがあるのはなんでだろう。

原町田駅の駅名標は、町田駅近くにも保存されています。
P1060552.JPG
とある商店の敷地内に、うんと足が長くなって、
高いところにありました。いたずら防止なのかな?

1980年に小田急の町田駅ができるのにともなって、
少しだけ、場所を移し、駅名も「町田」になりました。
でも今も、地名は原町田が残っています。

おそらくこのあたりが原町田駅があったところ。
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原町田橋の陸橋より。

駅が動いたら、便利になる人と、遠くなってしまう人、
100mぐらいだけれど、生活には影響がありますよね。

最近、通勤時間を30分早めたのですが、これが、通勤ラッシュのピークで…
さらに30分早めたいと思うのですが、これがなかなか…
寝起きは動きが緩慢なので、家を出るまでに1時間半から2時間近くかかるaikoでした。
posted by aiko at 21:57| Comment(3) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする